治療方針・治療内容

えんどう歯科の治療方針

治療方針

患者さんの要望を把握し、
一生涯「咬める」口腔内を目指します

以前はむし歯があればすぐに削って詰める治療が主流でした。
ですが、最近では、そのむし歯が進行性のものであるかどうかを吟味し、必要な時にだけ削る、という考え方が出てきています。

当院では、患者様ひとりひとりのお口の中の状況をしっかり診査し、患者様の要望も加味して、その方にとって最善な治療方法を模索していきます。

 

治療内容

むし歯治療

むし歯があってもすぐには削りません!

まずは、すぐに治すべきむし歯かどうかしっかり診査し、ご説明の上で、治療をどうするか決めていきます。

詰め物の治療

むし歯が比較的小さかった場合、白い詰め物で治療します。
  • むし歯
    むし歯
  • やじるし
    やじるし
  • 白い詰め物(保険診療)
    白い詰め物(保険診療)
 
 
むし歯が少し大きめだった場合、型取りをして、模型上で詰め物を作ってきて歯に入れます。

保険でできる金属の詰め物と、白い詰め物があります。

  • 金属の詰め物(保険診療)
    金属の詰め物
    (保険診療)
  •  
  • 白い大きな詰め物(保険診療¥30,000)
    白い大きな詰め物
    (保険診療)
 
 
より確実にむし歯を取り除くために
その歯にむし歯があるかないかの判断は、実は見た目だけでは難しい場合があります。皆さんのイメージとして、むし歯とは「黒あるいは茶色くなっている穴」というイメージがあると思います。もちろん黒や茶色のむし歯もありますが、一見して白くきれいに見える部分でも、じつはむし歯になっている部分というものがあります。
そういった見た目では分かりにくいむし歯部分の取り残しがないように、当院ではむし歯治療の際にう蝕検知液というものを使っています。
う蝕検知液とは、「う蝕(=むし歯のこと)」があるところを青く染めて見た目に分かるようにする薬剤です。これを使用しながらむし歯を取り除いていくことで、むし歯の取り残しを防ぎます。
う蝕検知液う蝕検知液
検知液使用前ある程度むし歯部分を削った歯
検知液塗布検知液を塗り、お水で洗い流します
検知液使用後少し青く染まる部分があります。見た目は白くても、むし歯が残っています。
 
 

歯の根の治療

歯の根治療

むし歯がかなり大きかった場合は、歯の根の治療が必要になります。以前は根の消毒のため、回数がかかっていたのですが、根の治療に使う機材も、日々進歩しています。当院では専用の器材を使い、なるべく少ない回数で歯の根の治療を終わらせます。

歯の補強材へのこだわり(歯を少しでも長持ちさせるために…)

当院では、根の治療の後の歯の補強(土台を立てること)に、ファイバー製の補強材を使用しています。
ファイバー製の補強材は、適度なしなやかさをもっているために、咬む力が歯にかかった時に力を分散し、歯が割れるリスクを減らしてくれます。
また、素材自体の色が白いので、後に白いかぶせを入れた時には、より自然な色合いに仕上げることができます。
以前は自費治療のみに使用されていましたが、現在では保険診療に認可されているので、当院では保険・自費を問わず、補強が必要な場合は最新のファイバー素材を使用しています。

 

 

 

歯周病治療

歯周病治療

歯石取りは痛いからイヤ!
そんな方、大勢いらっしゃると思います。歯石をしっかり取っていくのか、あるいはほどほどにしておいて、あとは定期健診で経過を追っていくのか…むし歯治療同様、歯ぐきの現状と将来の予測を交えながらご説明し、どのように治療をしていくか決めていきます。
 

 

お子様の治療

子供
  

 

 

 

 

当院ではお子様の診療も行っております。

【診療内容】

・定期健診、クリーニング、フッ素塗布

・簡単なむし歯の治療

 

新規で当院をお考えの方は、以下の点にご留意ください。

●当院では矯正治療の新規受付は行っておりません。

●スタッフ人数の都合上、一度に診ることのできる人数が限られます。

治療の場合は一度に1人のみの診療となります。

定期クリーニング(フッ素)の場合、一度に2人までとなります。(親御さんも含めて)3人以上の方を同時に診療することはできませんので、多人数を同時診療のご希望がある方は、対応して下さる歯科医院様を別途お探し下さい。

●以下の状況がある場合は、安全面の観点から、当院ではなく小児歯科専門医の受診をおすすめする可能性があります。

・未就学児で削る治療が必要な場合

・あまりにもむし歯の数が多い場合

・3歳以上で、診療台に一人で座れない場合

・極端な歯医者嫌い、嫌がって暴れてしまうお子様

 
 

 

 

 

予防歯科

予防歯科

あなたのリスクはどのくらい?
むし歯や歯周病のリスクがどれぐらいなのか、具体的にお知らせします。歯石取りも、なるべく痛みが出ないよう、患者さんのご希望に沿って行います。
 

 

かぶせ治療

しっかり咬み応えのある治療を!
なるべく調整が少なく、しっくりくる咬み合わせのかぶせを作ることを目指します。
 
近年、保険診療における白いかぶせの適応が広がってきています。
2022年現在、前歯、小臼歯は白いかぶせで治すことが許可されています。大臼歯については、条件付きですが、白い歯でかぶせることができる場合があります。
(いずれの歯も、かみ合わせが深いなどの、白いかぶせでは難しい条件がある場合は不可能なこともがあります)
かぶせ左:保険の銀歯 右:保険の白いかぶせ
 
自費診療によるセラミックのかぶせも承ります。
セラミックの場合、保険の白いかぶせと比較して、次のようなメリットがあります。
①汚れがつきにくい素材なので、治療後もお口の中を清潔に保ちやすくなります
②保険診療の場合は選べる色が限られていますが、自費診療の場合は周囲の歯の色と合わせやすくなります
自費のかぶせによるやりかえの例
かぶせ前やりかえる前(保険のかぶせ)
かぶせ後やりかえた後(セラミックのかぶせ)

入れ歯治療

予防歯科

かぶせの治療同様、入れ歯もなるべく調整が少なく、しっくりくる咬み合わせの入れ歯を作ることを目指します。

エステティックデンチャー(審美義歯)

「入れ歯のかけ金が目立って気になる!」という方へ

入れ歯のかけ金の部分に、歯ぐきと同じ色の素材を使用した「エステティックデンチャー」を取り扱っております。
(*お口の中の状況によっては使用できない可能性もあるため、まずは型取りをして模型の上で診査を行います)

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 当医院は、以下の施設基準等に適合している旨、厚生労働省地方厚生(支)局に届出を行っています

 

◇歯科初診料の注1に規定する基準

歯科外来診療における院内感染防止対策に十分な体制の整備、十分な機器を有し、研修を受けた常勤の歯科医師及びスタッフがおります。

 

◇医療情報取得加算

当医院では、オンライン資格確認システムを導入しており、マイナンバーカードが健康保険証として利用できます。患者さんの薬剤情報等の診療情報を取得・活用して、質の高い医療提供に努めています。マイナ保険証の利用にご協力ください。

 

◇ クラウン・ブリッジ維持管理料

装着した冠(かぶせ物)やブリッジについて、2年間の維持管理を行っています。

 

◇CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー

CAD/CAMと呼ばれるコンピュータ支援設計・製造ユニットを用いて製作される冠やインレー(かぶせ物、詰め物)を用いて治療を行っています。

 

◇歯科技工士連携加算1・2

患者さんの補綴物製作に際し、歯科技工士(所)との連携体制を確保しています。また、必要に応じて情報通信機器を用いた連携も実施いたします。

 

◇光学印象

患者さんのCAD/CAMインレーの製作に際し、デジタル印象採得装置を活用して、歯型取りを実施しています。

 

◇光学印象歯科技工士連携加算

患者さんのCAD/CAMインレー製作の際に光学印象を実施するにあたり、歯科技工士と十分な連携のうえ、口腔内の確認等を実施しています。

 

◇歯科外来診療医療安全対策加算1

当院は以下の「歯科外来診療医療安全対策加算1に関する施設基準」を満たしています。

1, 歯科医療を担当する保険医療機関(歯科点数表の地域歯科診療支援病院歯科初診料にかかる施設基準に適合するものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関を除く。)であること。

2.偶発症に対する緊急時の対応、医療事故対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。

3,歯科医師が複数名配置されていること又は歯科医師及び歯科衛生士がそれぞれ1名以上配置されていること。

4.医療安全管理者が配置されていること。ただし、病院である医科歯科併設の保険医療機関(歯科診療及び歯科診療以外の診療を併せて行う保険医療機関をいう。以下同じ。)にあっては、歯科の外来診療部門に医療安全管理者が配置されていること。

5.患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。また、自動体外式除細動器(AED)については保有していることがわかる院内掲示を行っていること。

(1) 自動体外式除細動器(AED)

(2) 経皮的動脈血酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)

(3) 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)

(4) 血圧計

(5) 救急蘇生セット

6.診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。ただし、医科歯科併設の保険医療機関にあっては、当該保険医療機関の医科診療科との連携体制が確保されている場合は、この限りではない。

7.以下のいずれかを満たしていること。

(1) 公益財団法人日本医療機能評価機構が行う、歯科ヒヤリ・ハット事例収集等事業に登録することにより、継続的に医療安全対策等に係る情報収集を行っていること。

(2) 歯科外来診療において発生した医療事故、インシデント等を報告・分析し、その改善を実施する体制を整備していること。

8.当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。

9. 8の掲示事項について、原則としてウェブサイトに掲載していること。自ら管理するホームページ等を有しない場合については、この限りではないこと。